
ミュンヘン郊外には日帰りで行けるブリュワリーがいくつかあります。その中でも外せないのが世界最古のブリュワリー、ヴァイエンシュテファン!日本のオクトーバーフェストなどでも度々出店されているので、目にする機会も多いのではないでしょうか。
ブリュワリーはミュンヘン空港の近くにあり、ミュンヘン市内から空港へ向かう電車を途中下車して行くことができます。ぜひ帰りの飛行機、ミュンヘン空港へ向かう途中で少し寄り道して、最後に最古のビールを堪能しては如何でしょう?
目次
Weihenstephan/ヴァイエンシュテファンとは
ヴァイエンシュテファンは、フライジング(Freising)というミュンヘンのお隣の町にある、世界最古のブリュワリーです。
世界最古のブリュワリー
創業1040年という1000年以上の歴史があります。8世紀後半からフライジングの町の一角であるWeihenstephan(ヴァイエンシュテファン)の地でベネディクト修道院がビールを醸造し始め、公式に1040年に醸造所として事業をスタートしています。
醸造所の隣にはミュンヘン工科大学(TUM)の研究所があり、TUMのビール醸造研究所と共同で調査研究も行なっています。
ヴァイスビアが最高!

ヘーフェヴァイスビア/Hefeweissbier
ヴァイエンシュテファンと言ったら、何と言っても小麦麦芽を原料としたヴァイスビア!定番はHefeweißbier(ヘーフェヴァイスビア)で、Hefeはドイツ語で酵母という意味です。
ヴァインシュテファンのヴァイスビアは、World Beer Awardsでゴールド、シルバー、ブロンドを何度も獲得しています。最近では、色の澄んだクリスタル・ヴァイスビアが、2017年のオーストラリア国際ビール・アワード(AIBA)の小麦ビールで優勝したとのこと。
アクセス
最寄駅はSバーンのS1終着駅のフライジング(Freising)、ブリュワリーはフライジングの駅からは少し離れた小高い丘の上に建っています。フライジングの駅からは徒歩で約20分、または丘の麓までバスで行くこともできます。
フライジングは小さい町ですが、街並みも綺麗で時間が余ったら散策するのもオススメです。

ミュンヘン市内から
ミュンヘン市内からはS1のFreising/Flughafen(フライジング/空港)行きの
フライジングの駅からは1.5km、徒歩で約20分かかります。または637,638,639番のバスで2駅、Weienstephan駅で降り、徒歩で約10分です。
ミュンヘン空港から
ミュンヘン空港からは635番のバスでフライジングの駅まで向かいます。フライジングの駅からはバスか徒歩で。
レストランとブリュワリーツアー

ブリュワリーにはレストラン及びビアガーデンが併設されています。また、ブリュワリーも予約制で見学できます。
レストランとビアガーデン

レストラン入り口
レストランの営業時間は午前10時〜、暖かい料理の提供は11:30〜です。
お天気が良ければ是非ビアガーデンへ。ビアガーデンは580席と結構広いです。カウンターで好きな料理と飲み物を注文してレジで支払いしましょう。
ヴァイスビアはもちろん、お料理も美味しいです。ヴァイスブルストもありますよ。


ブリュワリー見学
ブリュワリーは予約制で見学できます。見学コースは2種類、60分の見学コースと120分のプレッツェル、100mlのビール試飲付き(試飲のヴァイスビアグラスはお土産でもらえる)のコースがあります。どちらのコースもお土産ショップなどで使える2ユーロのバウチャーチケット付きです。
定員割れした場合は断られることもあります。また、16歳未満(ドイツでアルコールの飲めない年齢)は大人の引率付き、5歳以下(未就学の可能性の年齢)は安全上の都合で見学不可です。
ブリュワリーの見学については、以下より
【ブリュワリー・ツアー8選】ビールの試飲付き!ミュンヘンの醸造所見学
日本でも買えるヘーフェヴァイスビア
定番のヴァイスビア、Weihenstephaner Hefeweissbierは、日本でも楽天とamazon.jpから購入できます。楽天の方が多くの酒屋さんが出店されているので、色々選択肢があります。
以下は楽天から。1本、6本、24本がありますが、お試しなら6本がちょうど良いかと。
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(ドイツビール)ヴァイエン・ステファン・ヘフヴァイス 330ml 5.4% 価格:502円 |
まとめ
もし帰りの飛行機が夕方なら、帰り道にヴァイエンシュテファンへ!
ちょっと遅めのブランチとして、ヴァイスビア片手にブロートツァイテンやヴァイスブルストなど、南ドイツ料理を堪能しましょう。
ヴァイエンシュテファンは私が一番好きなドイツのヴァイスビアです。ぜひ一度試してみてください。