昔のオクトーバーフェストを再現した Oide Wiesn (オイデ・ヴィーズン)

オクトーバーフェスト会場の南側の一角に同時開催されるOide Wiesn。昔のオクトーバーフェストを再現した催し物です。

2010年のオクトーバーフェスト200周年を記念して開催され、好評だったため翌年以降も引き続いて開催されるようになりました。

地元の大人にとっては、自分たちの子供の頃に訪れていたオクトーバーフェストを思い起こさせる、ちょっとレトロで、とっても居心地の良い雰囲気が漂います。

ビールが中心のパーティーっぽいオクトーバーフェストよりは少し静かで落ち着いた雰囲気のため、家族連れからも人気です。

1. Oide Wiesn 基本情報

オクトーバーフェストと異なり、Oide Wiesnは入場料がかかります。チケット代わりのリストバンドを巻いていれば、オクトーバーフェストとOide Wiesnを自由に行き来することができます。

入場料:


大人(15歳以上) 3ユーロ
14歳以下の子供は無料

チケット窓口:

09:30 – 21:00
21:00以降の入場は無料

開場時間:

営業時間 10:00 – 22:30 (23:00に閉場)
ラストオーダーと音楽の演奏は 21:00 まで

2. Oide Wiesn会場

Photo from oktoberfest.info

入り口は二箇所、オクトーバーフェストのメインゲートのあるWirtsbudenstraße通りの南側、Straße Cにあります。

アトラクション:

Oide Wiesn内のアトラクションは一律1ユーロ！ノスタルジックなボート型の大きなブランコ、子供用のメリーゴーランドや射撃など、およそ20種類のアトラクションが楽しめます。

3. テント

2017年は新しいテントが加わり、Herzkasperl-Festzelt、Festzelt Tradition、Zur Schönheitskönigin、Museumzeltの4つのテントが並びました。

Herzkasperl-Festzelt:

ミュンヘン文化のテント、Herzkasperl Festzelt。テント内にある舞台では毎日、バイエルン出身の若い芸能・芸術家による音楽やダンス、人形劇など、様々なプログラムが用意されています。

テント名は、2009年に亡くなったミュンヘンの俳優Jörg Hubeの代表作の役名”Herzkasperl”にちなんで、名付けられました。

Festzelt Tradition:

2010年から出ているFestzelt Tradition、地元ミュンヘンで一番人気のアウグスティーナのビールをビア樽から、陶器のビアマグで飲むことができます。

バイエルン地方のアルペンに近い地域の伝統的な音楽やダンス、GoaßlschnalzernとSchuhplattlernも楽しめます。

Zur Schönheitskönigin:

2017年に新しく加わったZur Schönheitskönigin、ミュンヘンの歌手や音楽家のテントです。

内装は、1900年頃のミュンヘンのレストランを模したもの、店員はその時代に都市で着られていた服装、男性は黒やグレーのスラックスにベストとジャケットを羽織り、女性は白シャツに黒のロングスカート姿で、民族衣装のディアンドルやレダーホーゼではありません。

Museumzelt:

オクトーバーフェストの歴史を肌で感じられる、Museumzelt。オクトーバーフェスト関連の展示物だけではなく、テントの中央には1925年頃からあるボート型のブランコが置かれ、その他にも射的など実際に遊ぶことができます。

テント内には300の座席と同様の立ち席テーブル、甘味やソーセージなどのフードスタンドもあり、食事やビールも楽しめます。

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